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平成20年6月月次祭

今月発行の「北極」青年会梅谷分会の巡回を受け

――六月月次祭

 夏が近づくにつれラベンダーなどの花々が鮮やかに彩り始める中、六月の月次祭が勤められました。

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 この月は青年会梅谷分会の四名が巡回し参拝。座りづとめ、てをどりが陽気に勤められ、青年会の代表が青年会創立九十周年、ひのきしん隊、梅谷大教会神殿普請への協力を呼びかけました。最後に会長が神殿講話を務めました。

祭典講話

 今ケニアから修養科に入っている一人、ジルという方の生後三カ月の娘さんが五月三十日出直しました。生まれてわずか一カ月の時、別れてきたのでした。その悲しみようは傍目にも辛いものがありました。なんとか立ち直って頂こうと周囲の皆さんで努力をしています。
私も何かしなければと思い、お手紙を出しました。以前、道友社発行の「母讃歌」に記載されたのでご存知の方もおるかと思いますが、私の妹二人が出直しています。一人は七歳で、二年後には四歳の子でした。二人目のときなど、父である会長はおぢばなので帰れません。葬儀をだすお金が無く困っていましたら、住み込みさんの一人が自分の時計を質屋に入れてそれを使わせてもらいました。教会のご用、大勢の住み込みさんのお世話、子育て、稲作農業と一日中休む間もない難儀な中、このような苦労を乗り越えいつもニコニコと明るく誠真実を込めてつとめていました。
母の脳裏には、きっとおやさまの道すがらが絶えずあったのだと思います。それは、次女おやす様四歳、四女おつね様三歳で出直すという節でした。いかに親神様の思召しとはいえ私たち人間からすると、並々ならぬご苦労としか思えない道中で、このような中も、いつも明るく陽気にお通り下さったればこそ、あとに続く私たちもくじけることなく、わずかづつでもその歩みをたどることができるのです。
このようなことを思い出しながら、ジルさんには、きっと素晴らしいおたすけのできるよふぼくに成人して頂きたいとお祈りしています。

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2008年07月18日 14:59に投稿されたエントリーのページです。

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