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天理教事典より

元始まりの天体見立て
くにとこたちのみこと 天では、月様。北。
をもたりのみこと   天では、日様。南。
くにさづちのみこと  天では、源助星。東南(巽)。この世は、神のからだ、ゆえに、南の空に輝く星はみな「くにさづちのみこと」にゆかりのほし。
           現在、南の空の明るい順に、
           ①シリウス、天狼星、(青白色)。晩秋から冬にかけて、
            南の空に明るく輝く銀色の星。
           ②カノープス、南極老人星、(橙黄色)。1,2月の冬空に、地平線すれすれに上がって、間もなく没してしまう。
           ③フォーマルハゥト、北落師門。(白色)。中秋の候、南の空を賑わす星。「岸田定雄によると、三輪町付近では西南の山のすぐうえに出る大きな星をゲンスケボシといい、天候の荒れる前に出る、とか、二、三日すると雨が降るとか言う。これもカノープスであろう。」野尻抱影の「日本の星」による。
            また、新藤正雄の「大和方言集」には、大和の三輪町でいうゲンスケボシは「西南の山の真上に出る一つの星」とある。
            また、梶本楢治郎「教祖様の思ひ出」(復元創刊号)には、「源助星」は、辰巳に見える銀光の星さんや」とある。
月よみのみこと    天では、破軍星。西北(乾)。中国では、北斗七星の杓の端、いわゆる剣先の星。凶の星。これに逆らって戦争したり、訴訟を起こした者は必ず敗れると言われる。
            「こふきほん」では、秋の宵に乾(西北)に高く懸って。星図では、大熊座の第7星(エータ)にあたり、地球から約210光年、1、87等星である。
            諸井政一「正文遺韻」に、「破軍星は、月よみの命さまのほんしんなり。つきよみの命さまのお姿は、しゃち、鯉のこせたも同じこと。勢いつよく、へんにしゃくばるもの、のぼるが性質であるからして、辰巳のかたかめの口より、、、水を吹く、その吹く水によりて、のぼると云う理をもって、外々の星とは違い、戌亥の方より、丑寅へ、それより辰巳とおまはりになり給ふなり」
くもよみのみこと   天では、朝の明星。東。宵の明神の星と、朝明神の星。
かしこねのみこと   天では、坤の方に集まる星。西南。
たいしょく天のみこと  天では、艮の方に集まる星。東北。
をふとのべのみこと   天では、宵の明星、西。

これからは、元始まりのお話は。

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2019年05月05日 08:03に投稿されたエントリーのページです。

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