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ケニアの全国紙で紹介

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日本からケニアの大きな夢を持って
海外移住者ニャフルル市で少年のためのフットボールアカデミー設立にむけて
ニャフルルは一人の日本人サッカーファンの努力によって近くサッカーアカデミーを得るだろう。佐藤洋司氏はすでに市営グラウンドにおいて、様々な学校へ通う児童を誘い、週末を除いて(*1)毎日練習を行っている。そのアカデミーはプロサッカーを含む幅広いコースを提供する予定で、また将来のスターとなる未発掘のタレントを育成する。周囲の反応も良く、佐藤氏は10ミリオン(*2)で教会や学校なども含んだアカデミー施設を設立する計画である。
流暢なスワヒリ語を話す佐藤氏は、もし、そういったプログラムが真剣に執り行われたならば、あと20年もするとケニアはワールドカップに出場し、注目を浴びることになり、また、ニャフルルのワールドクラスのアスリートを生み出してきた標高2400メートルという地域条件は、サッカータレントを育成することにもなると述べる。
結果分析
私が参加した佐藤氏のグループの練習はアフリカカップ(*3)の結果分析から始まった。学校の制服を着たままの子を含んだ少年達はガーナで行われたトーナメントでのそれぞれの大好きな選手の名を挙げた。33歳の佐藤氏はMAN.UのC.ロナウドといった最近のスターやイギリスのプレミアリーグのクラブチームを羨ましく感じてはいるが、彼自身はスペインリーグのサッカースタイルを好んでいる。日本では彼はJリーグでここ数年好調である浦和レッズ(*4)のファンである。
彼はとても宗教的な家庭で育ってきた。彼の父、佐藤圭吾氏は日本で教会を営み、彼の母、貞子がそれを手伝い、彼の兄は教会後継者としての準備をしている。兄の一人は中国(*5)で支所を運営している。彼は11年前に教会の支所を始めるためにケニアに来た。天理大学の宗教学科の4年次生の時に、論文執筆のため、父が行う(*6)ケニア北部の救援プログラムに乗じてケニアを訪れた。彼は最終的にエンブやメルにおいて農業、教育、健康といった分野での父の教会の活動(*7)が開始されるまで、何度もケニアに滞在しているうちにケニアが好きになった。彼は当麻高校と凌雲大学(*8)でサッカーをしていた。また、兄の一人は実家でサッカーチームのコーチと運営をしている。
佐藤氏はニャフルルのアカデミーには、サッカーの練習で使われる良いフィールドが必要だと考えている。彼は昨年末(*9)にニャフルルに来て、彼自身の日々の運動として町外れの小さなスペースでボールを扱っていた。地域の少年達が彼の技を見て喜び、少年達と一緒に遊ぶようになってから、さらに人数も増えてしまったので、より広い市営グラウンドへと移ることになった。
サッカーシューズ、彼は自分の費用でいくつかのシューズを買うために中古市場を訪れている。問題は、子供達のための程度、質の良い革製のシューズが市場では少なく、人工皮革シューズを買わなくてはならないことだ。グループには現在日本から持ってきた4つのボール(*10)があり、ユニフォームが送られてくるのを待っている。
ボールに関しての問題は、最年少メンバーにとっては通常のボールでは重いということだ。(*11)グループには20人程の少年達がいるが、彼は年齢別に分類したいと考えている。
彼が教会の活動について考えている時以外はヨーロッパサッカーの事を考えている。
「教会の活動や、面白いサッカーの試合以外の時は、寝てるよ」(*12)と語る。もし彼のサッカーアカデミーの夢が実現したなら、彼は、選手を日本のクラブチームへ移籍させるという次のステップへ移行しようと計画している。
「選手の練習風景をビデオに撮って日本に送り、興味を持ったクラブチームは選手を採用することができる。そして日本で選手としてプレイする間は、大きなヨーロッパのクラブチームのスカウトの目に留まる可能性もでてくる。」と語る。彼は、日本のクラブチームが、ニャフルルのアスリートをそうしたように、ケニアのサッカー選手にも興味を持ってくれると考えている。
佐藤氏はまた、教育や慈善的支援を行うK-CEP(*13)というNGOの活動にも関わっている。
写真注釈
上:ニャフルルで練習の準備をする日本からの移住者、佐藤洋司
右:練習の指揮をとる。彼はニャフルルでサッカーアカデミーを設立する予定。
訳注
(*1) 週末を除いて・・・
週末の方が一生懸命やってます。子供もたくさん来るし。
(*2) 10ミリオンで・・・
言ってません。
(*3) アフリカカップ
当時、テレビで放映されていて、みんな注目していた。結果、エジプトが優勝。
(*4) 浦和レッズ
すいません。ここ数年日本にいないので超適当に答えてしまいました。レッズは小野さんしか知りません。
まだいるんだろうか。
(*5) 中国
台湾です。
(*6) 父が行う
これは聞いてた人が勘違いしたんでしょう。正確には別の天理教の教会です。
(*7) 父の教会の活動
上記と同様。この方がわかりやすいんだろうか。
(*8) 当麻高校と凌雲大学
どちらも存在しません。大学名は先に出てるのにね。
(*9) 昨年末に
正確には2年前の5月です。誤差、1年半。これがケニアクオリティ。
(*10) 4つのボール
もっとあります。普段は全部使いません。盗まれるのが怖いので。
(*11) 通常のボールでは重い
そんなことありません。多分この人の思い込み。
(*12)
伝えようとしたのとはちょっと違います。これだとただのサッカーバカみたいです。ホントは、ここは他にすることがないもんね、みたいなニュアンスだったんですけど。
(*12) K-Cep
echoです。全然違いますっていうか、こっちもKycepだし。協力関係にはあるんですけどね。

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2008年04月05日 16:43に投稿されたエントリーのページです。

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