弔辞

佐藤信夫先生、長い間、道の御用の上におつとめ頂きまして誠に御苦労様でございました。
私が先生と初めてお会いしたのは、高校生の頃、自転車で磐井分教会の月次祭に参拝した頃でした。
この頃の先生方は皆和気藹々と神様のおつとめをつとめて居られ、大変うらやましく思っておりました。
やがて天理の学校に入った私は、先生が中心となり、大教会の上に、長い間、大教会や詰所に滞在されて、保次郎会長様の懐刀として勤めておられたお姿でございます。
私が詰所勤務をおおせつかった時、又、笠置の教会長に就任させて頂く時、又、青年会委員長として北海道巡教のお供をさせて頂いた時など、色々と先生の体験を通してお教え頂き、お導き下さいました。
今、私はこの年令になりましても、先生の足元にも及ばぬ務めしか出来ておりませんが、先生の御足跡をお慕いしつつ、精一杯道の上につとめさせて頂きたいと思います。
長きに亘りお道の上にご苦労頂きました先生とお別れするのは、まことに残念ですが、よふぼくとして神様ひとすじにお通り頂きました生前のお姿を懐かしく思い浮かべつつ、一日も早く又この世にお帰り下さることを信じて、お別れの言葉といたします。

ひとり往く 故人(かのひと)の待つ極楽地(ごくらくじ)
共に夢みた 思い出もちて

いだかれて 御霊は遠く 黄泉国(よみのくに)
はやくこの世に 帰りて遊べ

平成十六年十二月十七日
天理教梅谷大教会役員
鈴木 紘一